日本を代表する家具の産地は、
北海道の「旭川家具」、静岡県の「静岡家具」、岐阜県の「飛騨家具」、
広島県の「府中家具」、徳島県の「徳島家具」、福岡県の「大川家具」が有名です。
ここでは「旭川家具」「静岡家具」「飛騨家具」について説明します。
北海道開拓を目的として、明治時代末期に本州より多くの家具職人が北海道旭川市に移住したのが始まりです。
深く豊かな森林に囲まれ、世界に名を馳せるほどの良質材を資源として持ち合わせていた旭川は、
それに加えて夢と志を持った職人によって、家具のまちとして栄えています。
「旭川家具」とは一企業のブランドではなく、
旭川市と東川、東神楽などの近郊地域に存在するメーカーが製造する家具を総称するブランド名です。
静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、岡部町、大井川町を中心に生産されています。
徳川家光が浅間神社の大造営を行った際、各地より移住してきた職人が基礎となってます。
気候が漆芸に適していたため、漆器づくりが盛んになり、
漆塗りの西洋鏡台が静岡市内の業者によってはじめて作られ、鏡台産地としての基礎がつくられました。
主要製品にはドレッサー(鏡台)、食器棚、タンス、和茶棚、ダイニングセット、
シューズボックス、軽家具、小物、コントラクト家具などがあります。
奈良・平安時代、盛んに造営された寺院や宮殿等の、国家事業に大きく貢献したのが飛騨の匠です。
あらゆる木工に脈脈とした歴史があり、それが現代の木工、家具づくりにも伝えられています。
豊富に存在するブナ材の有効活用を目指して岐阜県高山市で生産され、
特に椅子や机など脚を持った家具を中心に販売しています。