日本を代表する家具の産地は、北海道の「旭川家具」、静岡県の「静岡家具」、岐阜県の「飛騨家具」、
広島県の「府中家具」、徳島県の「徳島家具」、福岡県の「大川家具」が有名です。
ここでは「府中家具」「徳島家具」「大川家具」について説明します。
府中で箪笥づくりが始まったのは、今から290年ほど前で、
「宝永年間に内山円三が大坂で箪笥の製法を習得し、帰郷後製作に着手したのが始まり…」と記されています。
洋服タンスや整理タンスなどの収納家具の産地として有名です。
戦後、婚礼家具セットと銘打って、家具セット販売を日本で初めて行うなど、販売面の工夫も知られています。
現在、ブライダル家具(婚礼家具セット)においては、質・量ともに日本一の生産を誇っています。
徳島県徳島市で生産される家具で、明治初期、阿波水軍の船大工が副業として始めたことから発展してきたと言われています。
阿波鏡台・高級唐木仏像の産地として全国的に知られています。
現在では斬新な高級鏡台が全国市場へ送り出され、全国1、2の産地となっています。
福岡県大川市で生産される家具で、
筑後川周辺に居住していた船大工が住み着き、家具や建具類を作り始めたのが産地の起こりとされます。
現在は、あらゆる木製の家具を生産する総合的な家具産地で、量産家具を得意とし、家具生産は日本一です。